知念実希人の「誘拐遊戯」を読んだ感想やおすすめしたい理由を紹介!

現役の内科医師としての経験を活かし、医療ミステリからヒューマンドラマ、ホラー小説に至るまで、多彩なジャンルで魅了する物語を創り上げてきた知念実希人さん。

今回は、そんな知念さんの「誘拐遊戯」を読んだ感想やおすすめしたい理由についてご紹介します

ぜひ、最後までゆっくりとご覧くださいね!

知念実希人の「誘拐遊戯」を読んだ感想について

まずは、「誘拐遊戯」を読んだ感想からご紹介します

刑事と誘拐殺人犯が、過去の因縁を抱きながら対峙する、といった概要の推理小説です。

ふたりのやりとりにつねに緊張感があって、話の展開にもスピード感もあり、あっというまに読み切れてしまいました。

特に面白いと思ったのは、登場人物の描写が細やかであることでした。

どの登場人物も、その特徴や人物像を覚えやすかったです。よく、推理小説は人が多すぎて覚えられないとか、まちがえてしまうことが多いのですが、この作品ではそのようなことはありませんでした。

この丁寧な人物描写に犯人のヒントが隠れていたので、そのことに気づいた時には「やられた!」という気分になり、それも面白かったです。

終盤では、愉快犯ともいえる卑劣な犯人「ゲームマスター」の動機がしだいに明らかにされるのですが、その犯罪行為の動機や人物像には驚かされました。それと同時に、やるせなさや仕様のない怖さのような感情をいだきました。

こんなに優秀な人が、道徳観や良心、共感力を持てないことがあるのだろうかとか、それによって何が引き起こされるのか、と考えてみるとやはり寒気を感じました。

トリックというか、どうやって犯罪が行われたかも含め、読み応えのある作品かと思います。

知念実希人のプロフィールや経歴について

ここでは、知念実希人のプロフィールや経歴をご紹介します

【プロフィール】

  • 名前:知念実希人
  • 本名:非公開
  • 年齢:45歳(2024年2月現在)
  • 生年月日:1978年10月12日
  • 出身:沖縄県南城市
  • 身長:非公開
  • 血液型:非公開

【経歴や人物に関する情報やエピソードなど】

沖縄県生まれの東京都在住。小説家であり、医師。

きょうだい、親戚、父親、祖父や曽祖父まで続く医師の家系に生まれ育っていますが、子供時代から推理小説に馴染みがあり、江戸川乱歩や、コナン・ドイルのシャーロックホームズのシリーズを読んでいたそうです。

高校生のときには、医学部受験の勉強のかたわらで小説を書いていて、高校を卒業後、東京慈恵会医科大学医学部医学科に進学。大学では部活の合気道に打ち込んでいたんだとか。

また、医学部での勉強と医学部の実習が忙しかったため、小説を書くことからは遠ざかっていたそうで、大学医学部を卒業後は内科医師として勤務しながら、小説を執筆しています。

小説のデビュー作は「誰がための刃 レゾンデートル」。

知念実希人の主な代表作品について

ここでは、主な代表作品をご紹介します

  • 病棟シリーズの「仮面病棟」

外科医の速水秀悟は、療養型病院で起きた強盗犯の籠城事件に遭遇し、その過程で女性の治療を行います。彼が脱出を試みる中で、病院の背後に隠された秘密が明らかになっていくという物語です。実写映画化もされている作品。

  •  天久鷹央の推理カルテシリーズ

各科で「診断困難」と判断された患者たちが集められ、頭脳明晰、博覧強記の天才医師である天久鷹央が謎を解き明かしていく医療ミステリー。

ぜひ、一度読んでみてもらいたい作品です。

知念実希人の「誘拐遊戯」をおすすめしたい理由について

最後に、知念実希人の「誘拐遊戯」をおすすめしたい人や理由についてご紹介します

推理小説のなかでも、心理描写や人間関係に注目したい人におすすめです。

極限状況や危機におちいった人の心理描写や、人間関係のどろどろとした愛憎劇といったものを堪能して読めるのではないかと思います。

また、著者が現役の医師であるため、医学的な知識は豊富です。医学、病院、疾病を取り扱った推理小説として、安定感というか、正確な知識のうえで書かれた現実味のようなものがあります。

もちろん、普通の推理小説としても、さまざまなトリックや小道具、ネタがたくさん登場して、読み手を飽きさせないような工夫もされていて面白いです。

推理小説のなかでも、嘘っぽさのない、現実感を求めるような読者層には好まれる小説家ではないかと思います。

まとめ

今回は、知念実希人の「誘拐遊戯」を読んだ感想やおすすめしたい理由についてご紹介しました

様々な感想はあると思いますが、最後の最後まで読者を飽きさせない工夫がなされていて、気が抜けない面白さがありました。

興味を持たれた方は、ぜひ一度読んでみてほしいと思います。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

 

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