東野圭吾の「ある閉ざされた雪の山荘で」を読んだ感想やおすすめしたい人について!

東野圭吾さんの作品と言えば、緻密なトリックと巧みな伏線、そして深い人間ドラマが特徴で、国内外で多くのファンを魅了しています。

2023年には、累計発行部数3億部を突破し、日本を代表する作家として活躍中です!

そこで今回は、東野圭吾さんの「ある閉ざされた雪の山荘で」を読んだ感想やおすすめしたい人や理由についてご紹介します。

ぜひ、参考にしてみて下さいね!

東野圭吾の「ある閉ざされた雪の山荘で」を読んだ感想

まずは、「ある閉ざされた雪の山荘で」を読んだ感想からご紹介します

映画化される作品ということで、興味を惹かれ読んでみようと思い購入。

演劇出演者の男女7人がオーディションに合格した出演舞台の演出家より手紙が届き、打ち合わせと称して山中のペンションへ集められるところから物語が始まり、ある条件下のもと閉ざされた山荘で連絡手段もなく孤立した状態という設定の中、次々と出演者の身に関わる事件が発生していくという流れ。

東野圭吾さんの小説らしく、テンポよくスラスラと読めてしまいます。

物語自体は主人公の久我和幸の視点を中心に話が進みますが、男女7人の個性がそれぞれ詳細に描かれており、容姿や雰囲気まで想像がつきやすく感情移入しやすい作品でした。

どんどんと仲間が減っていく中でなんとなく結末が予想出来てしまう展開なのかと思いきや、途中でのどんでん返しで一気に結末に向けて引き込まれていくところが1番の魅力です。

犯人は一体誰なのか?生き残るのは誰なのか?最後に待っているどんでん返しは一体なんなのか?想像を掻き立てる展開が続きながらも、リアルな人間の本音や人間関係が垣間見えるところも感情移入しやすいポイントであり、実際にこの山荘に自分がいるかのような没入感があります。

最初から最後まで目が離せない非常に面白い作品です。

東野圭吾のプロフィールや経歴について

ここでは、東野圭吾さんのプロフィールや経歴についてご紹介します

【プロフィール】

  • 名前:東野圭吾 
  • 年齢:66歳(2024年3月現在)
  • 生年月日:1958年2月4日 
  • 出身:大阪府大阪市 
  • 身長:180cm
  • 血液型:不明 

【経歴やエピソード】

「容疑者Xの献身」で直木賞を受賞したベストセラー作家です。

「新参者」や「麒麟の翼」が有名な加賀恭一郎シリーズ、テレビドラマや映画化で大人気の探偵ガリレオシリーズや「白夜行」、「流星の絆」などこちらも映像化されており、日本で最も有名な小説家と言っても過言ではない人物でしょう。

上記のように、有名なシリーズがあるものの、ストーリーは全て独立しており、どの作品から読み始めても問題なく読み始めることが出来ます。

また、2011年に発生した東日本大震災では「麒麟の翼」の増刷分、10万部の印税を寄付も話題となりました。

そして、2020年には社会情勢の悪化の影響による外出自粛に伴い、在宅者向けに作品が初めて電子書籍化もされています。

東野圭吾の主な代表作品について

ここでは、東野圭吾さんの主な代表作品をいくつか挙げてみました

  • 容疑者Xの献身 
  • 白夜行 
  • 新参者 
  • 麒麟の翼 
  • 流星の絆 
  • マスカレード・ホテル 

どれも有名な作品ですが、テレビドラマや映画化されている作品も多く、映像と活字の両方で楽しめるかと思います。

「容疑者Xの献身」もご紹介していますので、ぜひチェックしてみて下さいね!

東野圭吾の「ある閉ざされた雪の山荘で」をおすすめしたい人は?

最後に、「ある閉ざされた雪の山荘で」をおすすめしたい人やその理由についてご紹介します

初めて推理小説を読む人にお勧めしたい作品です。

テンポよく長さを感じずに読めることや、難しい表現は多くなくどうしても小説などの独特な言い回しが苦手な方にも受け入れやすい内容です。

何より良い意味で期待を裏切られるような結末を味わうことで、東野圭吾さんの他の作品も読んでみたくなるような作品でもあります。

ここから他の推理小説をたくさん読んでいくようなきっかけになるには最適な作品なので、肩肘張らずにまずはどんなもんか少し読んでみよう、もし合わなかったら途中で読むのをやめてしまおうかと言う気軽な気持ちで読んでみると良いかもしれません。

あれよあれよのうちに物語に引き込まれていくので、まずは手に取って読んでみることをお勧めします。

まとめ

今回は、東野圭吾さんの「ある閉ざされた雪の山荘で」を読んだ感想やおすすめしたい人やその理由についてをご紹介しました。

この作品は、映画化されるということで話題になっていますが、個人的には東野圭吾作品にしては軽めのミステリーで少々予想外だったかなぁと思いました。

ですが、最後まで一気に読める作品ですので、ぜひ手に取って読んでみて下さい!

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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